25の米企業がパンデミック下の不平等に関するレターを公表

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現下の状況を受け、25の企業がOpen to Allを通じ、パンデミック下の人種差別や不平等に抵抗する宣言に署名。レターを公開した。 訳して公開しておく。無許可かつ、急いで訳したので正確ではないことに注意ください。

原文はこちら(Open to All)。 Open to All | COVID-19 Response Corporate Sign-on Letter

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COVID-19宣言。企業の署名レター

コロナウイルス(COVID-19)による世界的パンデミックは、日常生活を妨げ、すべての州、そして世界中の人々が影響下にあります。安全第一で、規模の大小にかかわらず多くの企業が従業員と顧客にできることをしています。一時閉店下の従業員への補助、リモートワークの支援、より柔軟な勤務計画、こどもや老人あるいは病にある家族のケアが必要なスタッフへの融通。

ウイルスの急速な広がりをうけ、国はソーシャルディスタンシングによる曲線の平坦化をはじめました。多くの企業は従業員の健康、福利、暮らしを支え、同時に地域や顧客にも目を向けています。業態により財務的余裕や嵐に耐える能力が異なることは理解しています。アメリカのほとんどの企業は今後数ヶ月、極めて厳しい選択を迫られることになります。財務の維持か、今日の企業をまさに作り上げた従業員と顧客を守るのか。「Open to All」とその参加企業は、他企業と事業に可能な範囲でこの考えを検討するよう呼び掛けます。

人種間不平等と戦うための公平に関する宣言

黒人、ラテンアメリカ系、ヒスパニック系、太平洋島嶼系のコミュニティーに対し、COVID-19は不均衡に影響を及ぼし、かつてからの健康と社会経済的不公正を拡大し、死をもたらしています。長期にわたる構造的不均衡は、雇用の不均衡と医療アクセスに強く不均衡をもたらしています。雇用主はこの不均衡を減らす努力ができます。我々は、採用、給与、補助制度、組織内のあらゆる階層での有色人種の昇進など、現在と未来の人事慣行の精査を始めるよう従業員に呼び掛けます。我々は、従来からの採用手段をあらため、採用プロセスにおけるバイアスに向き合い、従業員リソースグループを立ち上げ、昇進査定に客観的指標を使うよう、雇用者に対し求めます。また我々は、健康保険への平等なアクセスの確保、差別撤廃を宣言する保険会社の採用、差別あるいは医療への補助を不公正に拒否された従業員の声を代弁するよう、企業に求めます。

アジア系、太平洋島嶼系の人々への攻撃に立ち向かう

COVID-19が合衆国で広がるなか、アジア系、アジアンアメリカン、太平洋島嶼系の人々、その企業に対するレイシズムによる事件がみられます。ビジネスリーダーとして我々は、このようなアジアンアメリカンや太平洋島嶼系の人々へのレイシズムゼノフォビアによる攻撃を公的に非難し、結束することを求めます。

外見、住む場所、財布の残額にかかわらず、病に直面した我々はその実みな人間です。このウイルスは、黒人、白人、ラテン系、アジア系にかかわらず、我々がみな互いに依存し合っていることを明かにしました。今、我々は相互に支援をする時です。